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マットレスを比較する上でのよくある質問

マットレスは無数の種類が販売されているので、人気商品の中でも、何を基準に比較すれば良いのか分からない方も多いものです。

そこでこの記事では、マットレスを比較するにあたってよくある質問をまとめました。

マットレスを選ぶうえで参考にして下さい。

1.マットレスはコイルが多いほうが良いですか?

マットレスにおいてコイル(スプリング)の数が多いことは、一般的にサポート性と耐久性の向上に寄与するとされています。しかし、コイルの数が多いことが必ずしも最高のマットレスを意味するわけではありません。マットレス選びで考慮すべき要素は、コイルの数だけではなく、以下のような点も重要です。

結論として、コイルの数が多いマットレスは一般的に良いサポートと耐久性を提供しますが、最終的な選択はコイルの種類、ゲージ、快適層の質、そして何よりも個人の好みに基づくべきです。マットレス選びでは、これらの要素を総合的に考慮し、可能であれば実際に試寝してみることが重要です。

コイルの種類

マットレスには、ボンネルコイル、ポケットコイル、コンティニュアスコイル、オフセットコイルなど、様々な種類のコイルが使用されています。これらはそれぞれ異なるサポート性や快適性を提供します。例えば、ポケットコイルは個々に包まれているため、体圧分散に優れており、隣に寝ている人への影響が少ないという特徴があります。

コイルのゲージ(太さ)

コイルのゲージも重要な要素です。ゲージが小さいほどコイルは太く、その分耐久性がありますが、硬めの寝心地になります。逆にゲージが大きいとコイルは細く、柔らかめの寝心地になりますが、耐久性はやや劣ることがあります。

快適層の質

コイルの上にはフォームやラテックス、ウールなどの快適層があり、これらの素材の質も寝心地に大きく影響します。高品質な快適層は、体圧分散を助け、より良い睡眠を提供します。

個人の好み

寝心地は非常に個人的なものであり、体型や寝姿勢、個人の好みによって最適なマットレスは異なります。硬めが好きな人もいれば、柔らかめが好きな人もいます。

結論として、コイルの数が多いマットレスは一般的に良いサポートと耐久性を提供しますが、最終的な選択はコイルの種類、ゲージ、快適層の質、そして何よりも個人の好みに基づくべきです。マットレス選びでは、これらの要素を総合的に考慮し、可能であれば実際に試寝してみることが重要です。

2.ポケットコイルとボンネルコイル どっちがいいの?

ポケットコイルとボンネルコイルは、マットレスのコイルタイプの中でよく比較される二つの種類です。どちらが良いかは、求める寝心地やサポート性、予算などによって異なります。それぞれの特徴を理解することで、自分にとって最適な選択をすることができます。

ポケットコイルの特徴

個別包装

ポケットコイルは、それぞれのコイルが個別に布で包まれており、独立して動作します。これにより、体圧分散が優れており、体のラインに合わせてサポートを提供します。

動作伝達の低減

隣のコイルに動きが伝わりにくいため、パートナーの動きを感じにくく、睡眠の質を向上させます。

サポート性

点で体を支えるため、体の凹凸に合わせてしっかりとサポートし、快適な睡眠を促します。

価格

ボンネルコイルに比べて製造コストが高いため、価格が高めに設定されていることが多いです。

ボンネルコイルの特徴

連結型コイル

ボンネルコイルは、コイルがワイヤーで連結されており、一体感のあるサポートを提供します。

耐久性

連結された構造により、強度が高く、耐久性に優れています。

バウンス性

全体が連結されているため、反発力があり、バウンシーな寝心地を好む人に適しています。

価格

ポケットコイルに比べて製造コストが低いため、より手頃な価格で提供されることが多いです。

どちらが良いか

体圧分散を重視する場合

ポケットコイルの方が体圧分散に優れており、体の各部分を均等にサポートします。

パートナーの動きを気にする場合

ポケットコイルは動作伝達が少ないため、パートナーの動きによる睡眠の妨げが少ないです。

予算を重視する場合

ボンネルコイルは一般的に価格が手頃であり、予算に限りがある場合に適しています。

バウンシーな寝心地を好む場合

ボンネルコイルは反発力があり、バウンシーな寝心地を提供します。

最終的には、個人の好みや予算、求める寝心地によって選択が異なります。可能であれば、実際に試寝してみることをお勧めします。

3.マットレスの厚さは何センチがいいですか?

マットレスの厚さは、快適性、サポート性、そして個人の好みによって異なります。一般的に、マットレスの厚さは約15センチメートル(6インチ)から約30センチメートル(12インチ)の範囲で変わりますが、それ以上の厚さの製品もあります。

適切な厚さを選ぶ際に考慮すべきポイントは以下の通りです。

体重

体重が軽い人は、より薄いマットレスでも十分なサポートを感じることができます。約15センチメートル(6インチ)から約25センチメートル(10インチ)のマットレスが適している場合が多いです。

体重が重い人は、より厚いマットレスが必要になることがあります。これは、追加のサポートと耐久性を提供するためです。約25センチメートル(10インチ)から約30センチメートル(12インチ)以上の厚さが推奨されます。

寝心地の好み

柔らかい寝心地を好む人は、上層に厚い快適層(メモリーフォーム、ラテックス、ソフトフォームなど)を持つ厚いマットレスを好むかもしれません。

硬めの寝心地を好む人は、薄めのマットレスでも満足することがありますが、これはマットレスの構造と材質にも依存します。

ベッドの高さ

ベッドの高さと組み合わせて考える必要があります。マットレスが厚いほど、ベッド全体の高さも上がります。ベッドからの乗り降りがしやすい高さを考慮して選ぶことが重要です。

使用するベースの種類

スラットベッドやプラットフォームベッドを使用する場合、マットレスの厚さがサポートに直接影響します。適切なサポートを確保するために、特定の厚さが推奨されることがあります。

一般的に、約25センチメートル(10インチ)の厚さは多くの人にとって良いバランスを提供しますが、最終的には上記の要因を総合的に考慮して決定する必要があります。

4.マットレスの寿命は何年?

マットレスの寿命は、その品質、使用されている材料、そしてどのように使用・手入れされてきたかに大きく依存します。

一般的に、ほとんどのマットレスは約7年から10年の間持続するとされています。しかし、高品質のマットレスやより耐久性のある材料から作られたものは、それ以上長持ちすることもあります。

マットレスを交換する時期を判断するには、いくつかの兆候に注意を払うことが重要です。例えば、マットレスの表面に凹みや窪みができている、寝ているときに体の一部に痛みや不快感を感じる、マットレスが明らかに傷んでいる、または寝起きに体が疲れている感じがする場合は、新しいマットレスへの交換を検討すべきかもしれません。

また、マットレスが古くなってきたと感じたり、最近のマットレスの技術や材料に興味がある場合も、新しいものに交換する良い機会かもしれません。

マットレスの寿命を延ばすためには、定期的に回転させたり、適切なサポートを提供するベッドフレームを使用したり、マットレスプロテクターを使って汚れやダメージから保護するなど、適切なメンテナンスを行うことが重要です。

しかし、どれだけ良い手入れをしても、時間が経つとマットレスは自然と劣化していきますので、上記のような兆候に注意を払い、必要に応じて交換を検討することが大切です。

5.高反発マットレスと低反発マットレスの違いを分かりやすく教えてください。

高反発マットレスと低反発マットレスの主な違いは、素材が体圧に反応する方法にあります。

高反発マットレスは体重を受けると反発力で押し返し、体圧を均等に分散させることでサポートを提供します。これにより、寝返りがしやすく、体の一部に圧力が集中するのを防ぎます。

一方、低反発マットレスは体重をゆっくりと吸収し、体の形に沿って沈むことで、包み込むような寝心地を実現します。低反発は体圧を細かく分散させることで、関節や筋肉への負担を軽減しますが、寝返りを打つ際には動きにくさを感じることがあります。

6.マットレスの上には何を敷けばいいですか?

マットレスの上には、快適性や衛生面を向上させるためにマットレスプロテクターやマットレスパッド、トッパーを敷くことが推奨されます。マットレスプロテクターはマットレスを汚れやダニ、その他のアレルゲンから守り、マットレスパッドは追加の快適性を提供します。

さらに、トッパーはマットレスの感触を調整し、より柔らかくしたり、サポートを強化したりするのに役立ちます。これらのアイテムは睡眠の質を向上させると同時に、マットレスの耐久性を延ばす効果もあります。

7.トゥルースリーパーの欠点は何ですか?

トゥルースリーパーの欠点としては、価格が高めに設定されていること、また一部の使用者の口コミによると、低反発マットレス特有の感触が、すべての人に合うわけではないという点が挙げられます。

高品質な素材と独自の技術による快適性を提供する一方で、CM宣伝コストにより他のマットレスブランドと比較しても高価になることがあります。さらに、トゥルースリーパーの独特な寝心地は、柔らかさやサポートのレベルが個人の好みに必ずしも合致しない場合があるため、購入前に試すことが重要でしょう。

ただ、トゥルースリーパーには無料お試し期間や返金保証もないので、マットレスを比較したい購入者にとってはこの点もネック(マイナスポイント)になります。

8.雲のやすらぎとモットンどっちがオススメですか?

雲のやすらぎとモットンは、それぞれが異なる特徴を持つマットレスブランドであり、どちらがおすすめかは、個人の睡眠の好みやニーズによって大きく異なります。

雲のやすらぎは、その名の通り、まるで雲の上にいるような柔らかく快適な寝心地を提供することで知られています。一方、モットンは、硬めの寝心地を好む人向けに設計されており、特に背中や腰などに適切なサポートを必要とする人に推奨されることが多いです。

雲のやすらぎのマットレスは、体圧分散に優れており、全身を均等に支えることで、長時間の睡眠でも体への負担を軽減します。このため、柔らかいマットレスを好む人や、寝返りを多く打つ人に適しています。また、高品質な素材を使用しているため、耐久性も期待できます。

一方、モットンは、その高いサポート性により、特に腰痛持ちの人に好評です。硬めのマットレスが好みで、しっかりとした寝心地を求める人や、体の一部に集中する圧力を避けたい人に最適です。また、モットンも耐久性の高い素材を使用しており、長期間にわたって品質を保つことができます。

結局のところ、雲のやすらぎが柔らかい寝心地を好む人に、モットンが硬めの寝心地を求める人に適していると言えます。自分の好みの寝心地、体の状態、特に気になる睡眠時の問題点などを考慮して選ぶことが重要です。

また、どちらのマットレスも一定期間の返金保証付きお試しサービスを提供しているので、実際に試してみることをお勧めします。自分にとって最適なマットレスを見つけるためには、直接体験することが最も確実な方法です。

価格帯も全く異なりますので、公式サイトで確認しましょう。

9.どんな人に硬めマットレスが合う?

硬めのマットレスが合う人は、主に背中や腰に適切なサポートが必要な人や、体重が重めの人です。硬めのマットレスは、体をしっかりと支えることで脊椎を自然な位置に保ち、睡眠中の体の沈み込みを最小限に抑えます。これにより、背中や腰への圧力が軽減され、腰痛や背中の痛みを抱える人にとって快適な睡眠を促すことができます。

また、体重が重い人は、柔らかいマットレスでは体が深く沈み込みすぎてしまい、脊椎が不自然な位置になることがあります。硬めのマットレスを使用することで、体重を均等に分散させ、体の各部分に適切なサポートを提供することができます。これにより、体全体のバランスを保ちながら、より快適な睡眠を得ることが可能になります。

さらに、寝返りを打ちやすい人にも硬めのマットレスは適しています。硬めの表面は寝返りをサポートし、動きやすさを提供します。これにより、睡眠中に自然な動きを妨げず、快適な睡眠を促進します。

最後に、個人の好みも大きな要因です。一部の人々は単純に硬めの寝心地を好むことがあり、これは完全に主観的な選択です。硬めのマットレスが好きな人は、その感触がもたらす安定感やサポート感を高く評価する傾向があります。

要するに、硬めのマットレスは腰痛や背中の痛みを抱える人、体重が重い人、寝返りを頻繁に打つ人、そして硬めの寝心地を単純に好む人に適しています。自分の身体的なニーズや好みを理解することが、最適なマットレスを選ぶ際の鍵となります。

10.腰痛の人は硬いマットレスが良いですか?

硬い方が良いのか柔らかい方が良いのかの二択であれば、硬い方が理論的には向いています。

ただ、腰痛を抱える人にとって、硬いマットレスが必ずしも最適とは限りません。腰痛の原因や個人の体型、寝姿勢によって、適切なマットレスの硬さは異なるからです。

一部の腰痛患者には、適度なサポートを提供し、脊椎を自然な位置に保つことができる中間程度の硬さのマットレスが適していることがあります。重要なのは、マットレスが腰部に適切なサポートを提供し、体全体のバランスを保つことができるかどうかです。そのため、腰痛がある場合は、自分の体に合ったサポートと快適性を提供するマットレスを選びましょう。

11.折りたたみマットレスは良くないの?

折りたたみマットレスはその便利さと柔軟性で良い選択肢となることがあります。特にスペースが限られている場合や、ゲスト用の臨時の寝具が必要な時、または移動や収納の容易さを重視する場合に適しています。

しかし、長期間の毎日の使用においては、通常のマットレスに比べてサポート性や耐久性が劣る可能性があります。そのため、折りたたみマットレスの選択は、使用目的と個人のニーズによって異なります。